台湾原住民を学ぶ台湾旅行記 0日目 準備編

台湾旅行記 準備編

 

台湾が台湾であるうちに台湾に行きたいわん。

 

10年前、短期語学留学で高雄に行って以来、台湾にちょっとした関心がある。

 

ところが、この10年で、国際情勢が日に日に悪くなってきているのを感じる。ロシアに限らず。台湾危機という言葉が明らかに10年前より聞く機会が多くなってきた。

 

台湾原住民にちょっとだけ詳しいおじさんとしては、本格的に台湾情勢が悪くなる前に行きたい場所がある。初めて台湾に行ったあと、3回台湾に行っている。2度目の短期語学留学と、友達と台北へ3泊4日の個人旅行、それに完全に1人で行った台湾半周旅行。最後の台湾半周旅行では、3泊4日にも関わらず、日月潭と太魯閣渓谷にソロで行くという無茶をした。スマホも持っていない時期に中国語もろくにできない中、無茶をしたので、台湾原住民に執着しているくせに、日月潭の山上に何があるか知らなかった。

 

と、いうことで、文化人類学ちょっと知っているマンの身内を連れて台湾に3泊4日の旅行に行ってきました!!仕事の繁忙期に有休とったから前後にめっちゃ残業してやったわ。主たる目的地は九族文化村。日月潭のすぐ近く、ロープウェイで山上まで上がったところにある、台湾原住民をテーマとしたエンターテインメント施設らしい。

 

日月潭あたりで1泊するか、ちょっと迷ったんだけど、飛行機と台北のホテルをセットでとった方が圧倒的に安い。なんなんだセット価格だと安すぎる。台北市内で3泊分の宿泊とエバーグリーンの往復航空券で7万円ぐらい。10年前とはレートがあまりにも違うからね、物価安いとか思って油断すると痛い目に遭う。

前回日月潭に行ったときは、朝焼けが見たくて日月潭ではまだ安いホテル(ホテルか?)に泊まったんだけど、バカ高いうえに、果物屋でチェックイン(チェックインか??)して、定食屋みたいなところの裏口(まじで裏口、信じられないぐらい裏口)から入った部屋だった。部屋に鍵を閉じ込めて、朝焼けを見てから果物屋が開店するまでの2時間日月潭周辺を歩き続けたことと、めちゃくちゃ風呂が臭かったことしか覚えてない。嘘、窓なしシングルを予約したのにダブルベッドが2つある部屋に通されて早口の中国語で説明されて何もわからないまま不安な夜を過ごしたことも覚えている。

 何が言いたいかというと、日月潭って有名な高級観光地みたいなところで、めちゃくちゃ宿が高い。無理無理。高い金払って臭い風呂でシャワー浴びるより朝早起きして台北から日帰りしてやんよ。

 

 台北から始発の高鐵、台湾での新幹線に乗り、高鐵台中駅からバスに乗ればほぼ開園時間に間に合う、はず。帰りも九族文化村発のバスに乗りさえすれば台中駅まで行けるし、台中から台北は真夜中まで高鐵が動いている。

 行ける!!!台北から九族文化村への日帰り旅行、すべてを割り切っていけば行ける!!!!!「台湾行ってみたい♡」って言ってくれる友達とかはちょっと連れていける行程ではないけども!!!!!

 

 結果、我々は3泊4日の台北でのホテル、往復のエバーグリーンの航空券、外国人限定の割引高鐵指定席券(時間の確定している往路のみ)の予約をして台湾へ旅立った!!我々の旅に乞うご期待!